神奈川県公立高校入試 令和6(2024)年度(定時制) 解答&解説

大問1

(ア) \( 2-8 \)

   1. \( -10 \)        2. \( -6 \)        3. \( 6 \)          4. \( 10 \)

【解答】
2. \( -6 \)

 

(イ) \( 64 \div (-2)^2 \)

   1. \( -16 \)        2. \( -8 \)        3. \( 8 \)          4. \( 16 \)

【解答】
4. \( 16 \)
【解説】
\( =64 \div 4 \)
\( =16 \)

 

(ウ) \( -\dfrac{4}{5}+\dfrac{1}{4} \)

   1. \( -\dfrac{21}{20} \)        2. \( -\dfrac{11}{20} \)       3.  \( \dfrac{11}{20} \)        4. \( \dfrac{21}{20} \)

【解答】
2. \( -\dfrac{11}{20} \)
【解説】
\( =-\dfrac{16}{20}+\dfrac{5}{20} \)
\( =-\dfrac{11}{20} \)

 

(エ) \( 56a^2b \div 8ab \)

   1.  \( 7a \)         2.  \( 7b \)         3. \( 7ab \)        4. \( 7a^2b \)

【解答】
1.  \( 7a \)
【解説】
\( =\dfrac{56a^2b}{8ab} \)
\( =7a \)

 

(オ) \( 6(2x-y)-2(x-2y) \)

   1. \( -10x-10y \)    2. \( -10x-2y \)     3. \( 10x-10y \)     4. \( 10x-2y \)

【解答】
4. \( 10x-2y \)
【解説】
\( =12x-6y-2x+4y \)
\( =10x-2y \)

 

(カ) \( \sqrt{45}+\sqrt{5} \)

   1. \( 3\sqrt{5} \)        2. \( 5\sqrt{2} \)        3. \( 4\sqrt{5} \)        4. \( 10\sqrt{5} \)

【解答】
3. \( 4\sqrt{5} \)
【解説】
\( =3\sqrt{5}+\sqrt{5} \)
\( =4\sqrt{5} \)

 

大問2

右の図において,曲線①は関数 \( y=2x^2 \) のグラフであり,\( O \) は原点である。
点 \( A \) は曲線①上の点で,その \( x \) 座標は \( 2 \) である。
このとき,次の問いに答えなさい。

 

(ア) 点 \( A \) の \( y \) 座標となる \( a \) の値として正しいものを次のの中から1つ選び,その番号を答えなさい。

   1. \( a=-8 \)     2. \( a=-4 \)
   3. \( a=4 \)      4. \( a=8 \)

【解答】
4. \( a=8 \)

【解説】
\( y=2x^2 \) に \( x=2 \) を代入すると,
 \( y=2 \times 2^2=8 \)
よって,\( a=8 \) になります。

 

(イ) \( x \) の値が \( -2 \) から \( -1 \) まで増加するときの変化の割合として正しいものを次のの中から1つ選び,その番号を答えなさい。

   1.  \( -6 \)        2.  \( -3 \)        3.  \( 3 \)          4.  \( 6 \)

【解答】
1.  \( -6 \)
【解説】

\( y=2x^2 \) のグラフにおいて,
\( x=-2 \) のときの \( y \) 座標の値は,
 \( y=2 \times (-2)^2=8 \)
\( x=-1 \) のときの \( y \) 座標の値は,
 \( y=2 \times (-1)^2=2 \)
なので,
変化の割合は,
 \( \dfrac{2-8}{-1-(-2)}=-6 \)

 

大問3

(ア) \( (x-4)(x+2) \) を展開しなさい。

   1. \( x^2-2x-8 \)    2. \( x^2-2x+8 \)    3. \( x^2+2x-8 \)    4. \( x^2+2x+8 \)

【解答】
1. \( x^2-2x-8 \)

 

(イ) \( x^2+3x-10 \) を因数分解しなさい。

   1. \( (x-6)(x+3) \)  2. \( (x-5)(x+2) \)  3. \( (x+5)(x-2) \)   4. \( (x+6)(x-3) \)

【解答】
3. \( (x+5)(x-2) \)

 

(ウ) 連立方程式 \( \left\{ \begin{array}{}
x+y=7 \\
2x-3y=6 \\
\end{array} \right.  \) を解きなさい。

   1. \( x=-3,y=-4 \)    2. \( x=-2,y=-5 \)
   3. \( x=2,y=5 \)       4. \( x=3,y=4 \)

【解答】
1. \( x=-3,y=-4 \)
【解説】
\( \left\{ \begin{array}{}
x+y=-7 \;\; ・・・ \;\; ➀ \\
2x-3y=6 \;\; ・・・ \;\; ➁ \\
\end{array} \right.  \)
➀ \( \times 2  \)
 \( 2x+2y=-14 \) ・・・ ➀’
➀’\( – \) ➁
 \( 5y=-20 \)
  \( y=-4 \)
➀に代入すると,
 \( x+(-4)=-7 \)
   \( x-4=-7 \)
     \( x=-3 \)

 

(エ) 2次方程式 \( x^2+3x-5=0 \) を解きなさい。

   1. \( x=\dfrac{-3±\sqrt{11}}{2} \)  2. \( x=\dfrac{-3±\sqrt{29}}{2} \)  3. \( x=\dfrac{3±\sqrt{11}}{2} \)   4. \( x=\dfrac{3±\sqrt{29}}{2} \)

【解答】
2. \( x=\dfrac{-3±\sqrt{29}}{2} \)
【解説】
解の公式より,
 \( x=\dfrac{-3±\sqrt{3^2-4 \times 1 \times (-5)}}{2 \times 1} \)
  \( =\dfrac{-3±\sqrt{29}}{2} \)

 

(オ) 大,小2つのさいころを同時に1回投げるとき,出た目の数の積が \( 6 \) になる確率を求めなさい。ただし,大,小2つのさいころはともに,\( 1 \) から \( 6 \) までのどの目が出ることも同様に確からしいものとする。

   1. \( \dfrac{1}{9} \)         2. \( \dfrac{5}{36} \)         3. \( \dfrac{1}{6} \)          4. \( \dfrac{5}{18} \)

【解答】
1. \( \dfrac{1}{9} \)
【解説】
2つの数の積が \( 6 \) になるのは,\( 1 \times 6,2 \times 3,3 \times 2,6 \times 1 \) の \( 4 \) 通りです。
2つのさいころの出る目のすべての組み合わせは \( 6 \times 6=36 \) 通りなので,
出た目の数の積が \( 6 \) になる確率は \( \dfrac{4}{36}=\dfrac{1}{9} \)

【参考】
2つのさいころの出る目の組み合わせを表に書き出すと,
 

 

(カ) \( \sqrt{17}<n<\sqrt{35} \) をみたす自然数 \( n \) の値を求めなさい。

   1. \( n=2 \)       2. \( n=3 \)        3.  \( n=4 \)       4. \( n=5 \)

【解答】
4. \( n=5 \)
【解説】
\( \sqrt{16}<\sqrt{17}<n<\sqrt{35}<\sqrt{36} \) であり,
\( \sqrt{16}=4,\sqrt{36}=6 \) なので,
\( 4<\sqrt{17}<n<\sqrt{35}<6 \) となり,
\( n \) は \( 4 \) より大きく,\( 6 \) より小さい数になります。
よって,あてはまる \( n \) の値は \( n=5 \) になります。

 

(キ) 右の図のような \( △ABC \) があり,2点 \( D,E \) はそれぞれ辺 \( AB,AC \) 上の点で,\( BC//DE \) である。
\( AC=9 \; cm,AD=4 \; cm,BD=2 \; cm \) のとき,線分 \( CE \) の長さを求めなさい。

   1. \( 2 \; cm \)    2. \( 3 \; cm \)
   3. \( 4 \; cm \)    4. \( 5 \; cm \)

【解答】
2. \( 3 \; cm \)
【解説】

\( BC//DE \) より,
\( △ADE \) ∽ \( △ABC \) なので,
\( AE:EC=AD:DB=2:1 \) になっています。

\( CE=x \; cm \) とすると,
\( AE=2x \; cm \) と表すことができるので,
 \( AE+CE=AC \)
   \( 2x+x=9 \)
     \( 3x=9 \)
      \( x=3 \; (cm) \)

 

大問4

(ア) 右の図1において,四角形 \( ABCD \) は正方形である。
また,点 \( E \) は辺 \( AB \) 上の点であり,点 \( F \) は線分 \( BD \) と線分 \( CE \) との交点である。
このとき,\( ∠x \) の大きさとして正しいものを次のの中から1つ選び,その番号を答えなさい。

   1. \( 45° \)     2. \( 60° \)
   3. \( 75° \)     4. \( 90° \)

【解答】
3. \( 75° \)

【解説】

正方形の4辺の長さは等しいので,
\( △ABD \) は \( AB=AD \) の直角二等辺三角形で,
\( ∠EBF=45° \)
対頂角は等しいので,\( ∠BFE=∠CFD=∠x \)
\( △BFE \) において,
 \( ∠x=∠BFE=180°-(∠BEF+∠EBF)=75° \)

 

(イ) 右の図2において,線分 \( AB \) は円 \( O \) の直径であり,点 \( C \) は円 \( O \) の周上の点である。
\( OA=5\; cm,AC=8\; cm \) のとき,線分 \( BC \) の長さとして正しいものを次のの中から1つ選び,その番号を答えなさい。

   1. \( 3 \; cm \)    2. \( 4 \; cm \)
   3. \( 5 \; cm \)    4. \( 6 \; cm \)

【解答】
4. \( 6 \; cm \)

【解説】

 \( ∠ACB \) は直径に対する円周角なので,
 \( ∠ACB=90° \)
\( OA \) は,円 \( O \) の半径なので,
 \( AB=2OA=10 \; (cm) \)

\( △ABC \) において,三平方の定理より,
 \( BC^2=AB^2-AC^2=36 \)
  \( BC=6 \; (cm) \) ( \( BC>0 \) より)

 

(ウ) 右の図3において,\( O \) は原点であり,点 \( A \) の座標は \( (1,5) \),点 \( B \) の座標は  \( (1,3) \),点 \( C \) の座標は \( (5,1) \),点 \( D \) の座標は \( (5,7) \) である。
点 \( A’ \) の座標が \( (7,6) \),点 \( B’ \) の座標が \( (7,5) \),点 \( C’ \) の座標が \( (9,4) \) であるとき,四角形 \( ABCD \) と相似となる四角形 \( A’B’C’D’ \) の頂点 \( D’ \) の座標として正しいものを次のの中から1つ選び,その番号を答えなさい。

   1. \( (8,7) \)   2. \( (8,8) \)
   3. \( (9,7) \)   4. \( (9,8) \)

【解答】
3. \( (9,7) \)
【解説】
相似な図形では,すべての辺において,対応する辺の長さの比は等しくなります。

図3より,\( AB \) の長さを \( 2 \) とすると,
\( A’B’ \) の長さは \( 1 \),\( CD \) の長さは \( 6 \)
なので,
 \( CD:C’D’=AB:A’B’ \)
   \( 6:C’D’=2:1 \)
    \( 2C’D’=6 \)
    \( C’D’=3 \)

つまり,点 \( C’ \) から  \( y \) 座標が \( 3 \) 大きい点が頂点 \( D’ \) になるので,
点 \( C’ \) の座標が \( (9,4) \) であることから,頂点 \( D’ \) の座標は \( (9,7) \) になります。

 

(エ) 右の図4は,長方形 \( ABCD \) を底面とし,\( AE=BF=CG=DH \) を高さとする四角柱である。この四角柱において,ねじれの位置にある辺の組み合わせとして最も適するものを次のの中から1つ選び,その番号を答えなさい。

   1. 辺 \( AB \) と辺 \( GH \)
   2. 辺 \( BC \) と辺 \( DH \)
   3. 辺 \( CG \) と辺 \( FG \)
   4. 辺 \( EF \) と辺 \( EH \)

【解答】
2. 辺 \( BC \) と辺 \( DH \)

【解説】

ねじれの位置にある辺(線分)というのは,
どこまで伸ばしても交わらない辺(線分)のうち,平行でないもの
のことをいいます。

 1. 辺 \( AB \) と辺 \( GH \) → 平行である
 3. 辺 \( CG \) と辺 \( FG \) → 点 \( G \) で交わっている
 4. 辺 \( EF \) と辺 \( EH \) → 点 \( E \) で交わっている

なので,ねじれの位置にあるとはいえません。

 

(オ) AさんとBさんは,数学の授業で方程式の問題をつくり,その問題を解いた。次の会話文はそのときのものである。  (あ)  にあてはまる式, (い)  にあてはまる数として正しいものを,それぞれ書きなさい。


【会話文】
Aさん 「わたしたちの身近なことから,方程式の問題をつくってみましょう。」

Bさん 「それならば,先月一緒に行った美術館の入館料をテーマにしませんか。」

Aさん 「いいですね。それでは,中学生1人あたりの入館料を求める方程式の問題をつくりましょう。
     問題をつくるためには人数や入館料についての条件が必要です。」

Bさん 「そうですね。美術館に行った人数は,中学生が \( 8 \) 人で大人が \( 4 \) 人でした。中学生1人あたりの
     入館料は大人1人あたりの入館料よりも \( 300 \) 円安く,中学生 \( 8 \) 人と大人 \( 4 \) 人の入館料を
     合計したら \( 11400 \) 円でした。以上のことを条件としましょう。」

Aさん 「いいですね。この条件から中学生1人あたりの入館料を求める方程式の問題にしましょう。」

Bさん 「そうしましょう。では,この問題を解くために, 方程式をつくってみてください。」

Aさん 「中学生1人あたりの入館料を \( x \) 円として方程式をつくると,
      (あ)  \( =11400 \)
     となります。」

Bさん 「条件から方程式をつくることができましたね。この方程式を解くと,解は問題に適しているので,
     中学生1人あたりの入館料は  (い)  円となります。」

Aさん 「中学生1人あたりの入館料を求めることができましたね。」


【解答】
 (あ)  ・・・ \( 8x+4(x+300) \)
 (い)  ・・・ \( 850 \)
【解説】
会話の内容から,「中学生1人あたりの入館料は大人1人あたりの入館料よりも \( 300 \) 円安い」,
つまり,「大人1人あたりの入館料は中学生1人あたりの入館料よりも \( 300 \) 円高い」ので,
中学生1人あたりの入館料を \( x \) 円とするとき,
大人1人あたりの入館料は \( x+300 \) 円と表すことができます。

このとき,
 中学生 \( 8 \) 人分の入館料は \( 8x \) 円,
 大人 \( 4 \) 人分の入館料は \( 4(x+300) \) 円
と表すことができ,これらの合計が \( 11400 \) 円だったので,
方程式にすると,\( 8x+4(x+300)=11400 \)  ・・・  (あ)  になります。

これを解くと,
 \( 8x+4(x+300)=11400 \)
  \( 8x+4x+1200=11400 \)
        \( 12x=10200 \)
         \( x=850 \)(円)・・・  (い) 

 

大問5

次の資料は,ある地域における中学校10校の,全校生徒の人数をそれぞれ記録したものであり,表は,資料の記録を度数分布表にまとめたものである。
この資料と表において,あとの問いに答えなさい。

(ア) 表の中の \( \boxed{\phantom{   }} \) にあてはまる数として正しいものを次のの中から1つ選び,その番号を答えなさい。

   1. \( 1 \)         2. \( 2 \)         3. \( 3 \)         4. \( 4 \)

【解答】
3. \( 3 \)
【解説】
ある階級の累積度数はその階級以下のすべての階級の度数の合計になるので,
\( 200 \) 人以上 \( 300 \) 人未満の階級の累積度数は,\( 2+1=3 \)(校)になります。

 

(イ) 資料の記録を箱ひげ図に表したものとして最も適するものを次のの中から1つ選び,その番号を答えなさい。
  

【解答】

【解説】
全部で \( 10 \) 校分のデータを集計しているので,
中央値になるのは,生徒数が少ない方から \( 5 \) 番目と \( 6 \) 番目の平均値
第三四分位数になるのは,生徒数が少ない方から \( 8 \) 番目の値
になります。

資料の数値から中央値と第三四分位数を求めると,
 中央値 \( =\dfrac{310+400}{2}=355 \)(人)
 第三四分位数 ・・・ \( 481 \)(人)
なので,両方があてはまる箱ひげ図は になります。

 

大問6

ある中学校で,合唱祭の発表と発表後の表彰式の様子を実行委員の生徒がビデオカメラで撮影した。この撮影で使用したビデオカメラには,通常モードと高画質モードの2種類の設定があり,それぞれの設定において,撮影で使用するデータ量は撮影する時間に比例する。
このビデオカメラを用いて高画質モードで撮影を開始し,発表が終わったところで通常モードに切り替え,撮影を開始してから \( 180 \) 分経過したところで撮影を終了した。次の図は,撮影した時間 \( x \)(分)と撮影で使用したデータ量 \( y \; (\mathrm{GB}) \) の関係を表したグラフであり,\( O \) は原点である。
このとき,あとの問いに答えなさい。

(ア) このビデオカメラの設定を通常モードに切り替えたのは,撮影を開始してから何分後か。最も適するものを次のの中から1つ選び,その番号を答えなさい。

   1. \( 90 \) 分後      2. \( 120 \) 分後      3. \( 150 \) 分後      4. \( 180 \) 分後

【解答】
2. \( 120 \) 分後
【解説】
高画質モードと通常モードでは時間あたりに使用するデータ量は異なるので,
高画質モードで撮影したときの直線の傾きと通常モードで撮影したときの直線の傾きが異なります。
つまり,直線の傾きが変わる点で通常モードに切り替えたことになるので,
通常モードに切り替えたのは,撮影を開始してから \( 120 \) 分後になります。

 

(イ) このビデオカメラを用いて高画質モードで撮影を開始し,途中で設定を切り替えることなく \( 180 \) 分経過したところで撮影を終了したとする。
このとき,この撮影で使用したデータ量は何 \( \mathrm{GB} \) になると考えられるか。最も適するものを次のの中から1つ選び,その番号を答えなさい。

   1. \( 12 \; \mathrm{GB} \)       2. \( 15 \; \mathrm{GB} \)       3. \( 18 \; \mathrm{GB} \)       4. \( 21 \; \mathrm{GB} \)

【解答】
3. \( 18 \; \mathrm{GB} \)
【解説】
\( 120 \) 分経過した後も高画質モードで撮影を続けた場合の直線をかき加えたものが
下の図の赤の直線になります。

グラフから,高画質モードで \( 120 \) 分間撮影したとき,\( 12 \; \mathrm{GB} \) を使用したので,
\( 60 \) 分間では \( 6 \; \mathrm{GB} \) のデータを消費したことになります。
つまり,\( 120 \) 分後から \( 180 \) 分後までの \( 60 \) 分間にも \( 6 \; \mathrm{GB} \) のデータを
使用することになるので,使用するデータ量の合計は,\( 12+6=18 \; (\mathrm{GB}) \) になります。